Description
Python製のWeb ApplicationフレームワークであるDjango向けのプラグイン開発を題材に、Pythonライブラリをホスティングするためのベストプラクティスをお伝えします。 また、開発したDjangoプラグインを複数バージョンのPython2, 3とDjangoに対応し、テストを記述する方法やCI環境の構築、テスティング手法、PYPIへのサブミットまでの手順を紹介します。
Abstract
簡単なDjangoプラグインを開発し、公開するまでの一連の流れについてご紹介します。
このセッションはDjangoユーザーだけではなく、Pythonプラグイン開発をしてみたい全ての開発者を対象としています。
また、プラグインを開発するだけではなく、以下のような内容について中心に説明し、利用しやすいライブラリの開発を目指します。
複数バージョン対応
- 近年のDjangoのバージョンごとの違いに触れ、後方互換性を持ったプラグインの作成する
- Python2, 3両方で動作可能なコードを記述する
テスト手法
- Django標準のテストフレームワークを使ったテストの記述方法
- toxを利用した複数バージョンのテスト
ドキュメンテーション
- Sphinxを用いてドキュメントを記述し、公開する
CI
- Travis CIを用いたCI環境の構築手法
- Coveralls, requires.ioなど、便利な開発者向けサービスの利用事例